fhána blog
2019/07/02

Sound of Sceneについて|佐藤

佐藤です。7月16日火曜、fhánaが「初めて」主催するライブイベント、Sound of Scene #01 curated by fhánaがいよいよ近づいてきた。

そう、「初」なのである。

少し内情を説明すると、今年頭の中野サンプラザでのスペシャルライブや、今まで行ってきたツアーたちは、その中身は僕を中心にメンバーで考えているが、あくまでライブ制作は所属レーベル、つまりランティスが作っているイベントだ。(さらに正確に言うと、ランティス=バンダイナムコアーツが主催して予算を出し、グループ企業のバンダイナムコライブクリエイティブが制作している)
今回のSS(Sound of Scene)はそれとは違う。
僕らfhána自身が企画し、そして制作する初のイベントということになる。

fhánaのメンバーはライブが好きだ。
とくにtowanaなんかはライブのときが一番生き生きしているんじゃないだろうか。


しかし、レーベル主催のワンマンライブは、やはりリリースや諸々の宣伝のタイミングとの兼ね合いがあり、自分たちの好きなときに開催出来るわけではない。
ライブ開催の決定権を持っているのはレーベルであり、僕たちメンバーはその決定に従って、ライブをすることになる。
つまりはランティス祭りや深窓音楽演奏会と同じで、複数アーティストが出演するか、fhánaだけが出演するかの違いとも言える。
もちろん、それはそれでこれからも本気で取り組んで行く大切な「軸」のひとつで、今までのワンマンツアーも自信を持って、そして楽しんでライブをしてきた。

SSではそれとは違った、もう一つの「軸」を作ろうとしている。

まずは、僕たちfhána自身が主催し、ゼロから作り上げるライブなんだということ。
自分たちのタイミングで、リリースなどは関係なくシンプルに自分たちがやりたいからライブをする。
そして、curated by fhánaと付く通り、ジャンルやシーン関係なく、好きなアーティストを呼んで、新しい価値を生み出したい。
そんな思いを込めたイベントが、この「Sound of Scene」だ。

初めての試みなので、いたらない点もあるだろうし、それに平日に開催というのは、正直申し訳ないと思っているけれど、それでも都合が付く人は、なんとかして是非見に来て欲しい。


#01のゲストはandrop

2008年にボーカル・ギターの内澤崇仁さんを中心に結成されたバンド。
僕を含めfhánaメンバーも以前から大好きなバンドで、ベースの前田恭介くんとは僕がfhána結成前から付き合いがあり、fhánaでも度々サポートで参加してもらったり、fhána以外の提供楽曲のレコーディングでもベースをお願いしたりもしている。
音楽も大好きで、メンバーとも繋がりのあるandropが第一回目に出演してくれて本当に嬉しい。

内澤さんの書くメロディーと歌声が本当に素晴らしくて、バンドのアレンジ・サウンドがとにかく格好いい。
そして彼らのライブは、メンバーの絆とか、温かい空気が伝わってくる。
ふぁなみりーのみんなにも、是非見て欲しいバンドだ。





そして、オープニングアクトとして出演してくれるのが、Gothic×Luck

八木ましろ・菅まどかによる声優デュオユニットで、新ユニットオーディションで結成され、今年デビューしたばかり。
TVアニメ「けものフレンズ2」のEDテーマ「きみは帰る場所」を僕が提供したこともあり(作詞は林英樹くん)、デビュー前から見守っている二人組だ。
あどけないながらも切ない歌声を是非聴いて欲しい。





そんな記念すべき第一回目のSound of Scene。
fhánaファンも、andropファンも、Gothic×Luckファンも、みんなで楽しめるイベントにしたいと思っている。

僕たちメンバーは最善を尽くします。
その上で、SSが成功するか、次に繋げられるかは、見に来てくれるみんなひとりひとりの手にも委ねられています。

というわけで、メンバー一同お待ちしております!

“Sound of Scene #01″
curated by fhána

7月16日(火) TSUTAYA O-EAST
OPEN/START:18時/19時

出演: fhána、androp
オープニングアクト:Gothic×Luck

<チケット>
前売券:¥5,500(オールスタンディング/ドリンク代別途¥600)
イープラス:https://eplus.jp/sos01/
チケットぴあ:Pコード: 153-176
ローソンチケット:Lコード: 75048

佐藤純一