アルバム表題曲「Outside of Melancholy 〜憂鬱の向こう側〜」について



佐藤です。
fhánaのファーストアルバムの表題曲、その名も「Outside of Melancholy 〜憂鬱の向こう側〜」のミュージックビデオが公開されました。
もうご覧いただけましたでしょうか?

タイトルに「メランコリー=憂鬱」という言葉が入っているように、誰しもが心の中に何かしらメランコリーを抱えていると思います。そこから抜けだして憂鬱の向こう側に行こう、という希望を込めた曲です。

僕たちfhánaは、ノベルゲームやアニメが好きで意気投合したことが結成の切っ掛けの1つなのですが、こうしたゲームは、プレイヤーの選択次第で物語が変化し、様々なエンディングを迎えます。1度クリアしたらもう一度最初からプレイし、別な選択をして別なエンディングを迎える。言わば、選択次第で様々な物語の可能性があって、沢山の並行世界を生きるようなものです。

でもそれは、ゲームやアニメや小説だけのことではなくて、僕たちの生きる現実の世界も同じです。人生は、日々の選択の積み重ねです。何かを選ばない、という行為もまた選択の1つです。

もし別な選択をしていたら別な人生があって、僕たちには様々な物語の可能性があり、沢山の「僕」がそれぞれ別の人生を送っていることになります。だけど、今ここにいる僕は「この僕」でしかあり得ない。それが歌詞にある「幾千回ものループを繰り返し辿り着いた「この僕」」です。

そこで、本当は違う人生が良かった、あの時こうしていたら…と、憂鬱を感じることがあるかもしれない。

だけど、偶然を含めて様々な選択を繰り返して辿り着いた「この僕」を、「君」は見つけてくれた。「この僕」と、それを取り巻く「世界」は、取替え不可能なかけがえの無いものです。だから、今の自分と世界を肯定しよう、日常の中に希望を見出そう。それこそが「憂鬱の向こう側」なのではないか。この曲には、そんな想いを込められています。

この話は、アルバム全体の世界観にも繋がってくるので、アルバム発売後にまた続きを書こうと思います。


fhána「Outside of Melancholy 〜憂鬱の向こう側〜」

作詞:林英樹
作曲・ピアノ・シンセ・ミックス:佐藤純一
歌:towana
ギター:yuxuki waga
サンプラー:kevin mitsunaga
ベース:田辺トシノ
ドラム:玉田豊夢(100s)
ストリングス:大先生室屋ストリングス
ストリングスアレンジ:川本新
マスタリング:益子樹(ROVO)

ミュージックビデオ監督:小嶋貴之


年が明けてからの僕たちfhánaは、沢山のインタビューやラジオやテレビの収録があり、いわゆるプロモーション期間に入っています。
今日はこれからインストアイベントのリハーサルに行ってきます。

そんな感じで、ではまた!



ランティス・アイウィル2015新年会でした。今年もがんばります。 #fhána

junichi satoさん(@jsato_fleet)が投稿した写真 –

2015/01/24 佐藤純一